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ヴェリト
「オレは死んでも女は斬らねぇ」
レナマルタス
「黒足か貴様は」
ヴェリト
「女に傷を追わせる奴なんか人間じゃない。生きる価値もない。衛星と共に宇宙でさ迷え」
レナマルタス
「立派な志だとは思うが……えげつなさ過ぎるだろう。もう少しなんとかならないのか?」
ヴェリト
「砂漠でさ迷いながらクッキー食ってろ」
レナマルタス
「口がパッサパサになるな」
ヴェリト
「飲み物におしるこ(熱)も用意する」
レナマルタス
「私でもそれは死ぬ……」
ヴェリト
「安心しろ魔王。お前は一生離さねぇ。よって砂漠には行かせない」
レナマルタス
「さりげなく何を言っている。さぁ、私と戦え!」
ヴェリト
「オレは女は斬らねぇぇぇぇぇぇッ!!!」
レナマルタス
「……仕方あるまい。キングデーモン」
ヴェリト
「……呼んだか、我が主人、魔王よ」
レナマルタス
「勇者を返り討ちにしろ」
キングデーモン
「……ふん」
ヴェリト
「お、コイツなら斬れる」
キングデーモン
「何を言っている貴様。仮にも魔界No.2の称号を持つ我に向かっ」
ヴェリト
「真空斬り」ズバズバァアアッ!!!
キングデーモン
「」
レナマルタス
「……ムチャクチャ強いではないか」
ヴェリト
「魔王さえ良ければ側近になるぞ?ほら、ま○ゆう的な展開に」
レナマルタス
「断る」
ヴェリト
「……どうしてもか?」
レナマルタス
「無理だ」
ヴェリト
「……どうしてもか?」
レナマルタス
「……む、無理だ」
ヴェリト
「……どうしてもか?」
レナマルタス
「…………」
ヴェリト
「……どうし」
レナマルタス
「勇者がループ使うな」
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