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「どこ見て歩いてる!?」
「...上等だ!!」
「ちょ、ちょっと、愛依さん...!!」
愛依はヤクザの顔にパンチをくらわせた。
「ぐはあ...!!」
「やっちゃった...!!」
いや待て、よく見たらこいつ依頼のヤクザグループの一人だ。
要するにこのまま愛依を調子付けたら...!!
「いいぞ愛依、やれやれー...」
「ガチャ」
背後から俺の頭部に拳銃が当てられた。
「あ、愛依...!!」
「───!!」
この状況を見て混乱した愛依。
「動くな...!!」
さっき愛依に倒された者が起き上がり、愛依の頭部に拳銃を向けた。
「きゃあ!!」
右手を手で押さえられた。
「騒いだら殺るぞ...!?」
「ち...!!」
こんな時に人気がないなんて...!!
(な、なんかエロい...!!)←真の心の声
「さあ着いてこい...!!」
私達は狭い道を歩かされた。
初、終サイド
「そろそろやばいな...」
もう三日、学校にも行ってないし家にも帰ってない。
「しかし携帯も財布も忘れて出るなんてね...」
「おう...」
さすがに三日間の無断外泊はどう帰っていいのか分からない。
「まあ内でいいなら飯も食わせるし、別にいてもいいよ?」
「にしても手ぶら過ぎるのだよ...」
それに、こいつらまともに料理出来ない奴等ばっかだから飯も不味いんだよな...
それにもう夜か...
家に帰る感じでもないしな...
「終、ちょっと二人で仕事しない?」
「仕事?」
「ああ、実は何でも屋からヤクザグループ壊滅の依頼を受けていてね、成功報酬は100万円だとさ」
「報酬なんて興味ないが、壊滅なら得意だせ?」
何故なら学級崩壊を招いてるからな
「ああ、なら早速行くぞ、武器を持て」
俺の武器は日本刀とスタンガンだ。
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