第3話 揺るがない過去

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「あ...!!」 中庭にいた不良の中心人物に水がかかった。 最後にバケツが顔を隠した。 「た、大変だ...!!」 「どうしたんだよ?」 「い、いやちょっとね...」 「おい大丈夫か!?」 「上からバケツが降ってきたぞ!」 バケツを被っている以外のヤンキー達は上を見た。 「あいつか...!!」 「ひ...!!」 するとバケツを被った奴がブチギレた。 「ぶっ殺す...!!」 ヤンキー達は二階に上がった。 待て...!? 確か俺は背後からすごい力が...!! 「お前!!」 「なんだあいつら?」 「さ、さあ...」 リア充の一人が知らんぷりをする。 「調子乗るんじゃねえよ!」 「ひ...!!」 「ちょっと何すんだよ!」 二つの核グループがぶつかった。 「おらあ!!」 「ぐは...!!」 ヤンキーの中心人物がバケツを溢した奴に殴りかかった。 「暴力はやめろよ!!」 「先に仕掛けた奴はこいつなんだよ!」 「お前らも同じだ!!」 「があ...!!」 「がは...!!」 ヤンキー達の一方的な喧嘩が始まった。 「何してる!?」 男性教師三人が騒ぎを聞いて止めに入る。 「ぐは...はあ...!!」 リア充共は廊下で悶絶していた。 「離せ、このクソ教師が!!」 しかしさらに男性教師二人が援護に入って、ヤンキー達8人は強制的に生徒指導室に連行された。 「そこの5人も来なさい」 5人は保健室に直行となった。 「撃退完了」 そう言って俺は現場を後にした。
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