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「あ...!!」
中庭にいた不良の中心人物に水がかかった。
最後にバケツが顔を隠した。
「た、大変だ...!!」
「どうしたんだよ?」
「い、いやちょっとね...」
「おい大丈夫か!?」
「上からバケツが降ってきたぞ!」
バケツを被っている以外のヤンキー達は上を見た。
「あいつか...!!」
「ひ...!!」
するとバケツを被った奴がブチギレた。
「ぶっ殺す...!!」
ヤンキー達は二階に上がった。
待て...!?
確か俺は背後からすごい力が...!!
「お前!!」
「なんだあいつら?」
「さ、さあ...」
リア充の一人が知らんぷりをする。
「調子乗るんじゃねえよ!」
「ひ...!!」
「ちょっと何すんだよ!」
二つの核グループがぶつかった。
「おらあ!!」
「ぐは...!!」
ヤンキーの中心人物がバケツを溢した奴に殴りかかった。
「暴力はやめろよ!!」
「先に仕掛けた奴はこいつなんだよ!」
「お前らも同じだ!!」
「があ...!!」
「がは...!!」
ヤンキー達の一方的な喧嘩が始まった。
「何してる!?」
男性教師三人が騒ぎを聞いて止めに入る。
「ぐは...はあ...!!」
リア充共は廊下で悶絶していた。
「離せ、このクソ教師が!!」
しかしさらに男性教師二人が援護に入って、ヤンキー達8人は強制的に生徒指導室に連行された。
「そこの5人も来なさい」
5人は保健室に直行となった。
「撃退完了」
そう言って俺は現場を後にした。
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