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一瞬で勝負を着ける為に、一度に二つの身体能力を高める事にした。
試しに一度、二つ一気に使った事が過去にあった。
だが、出来る事は出来たんだが二つ一気に使うと起きてられるのは一分に縮まった。
なので決着は一分の間に着けなければならないのだ。
「どうした剣聖!何を考え向かって来ない!さては貴様……果たして私を幸せに出来ないのではないかと悩み、責め……攻め倦んでいるのではあるまいな!」
「違いますよ」
「何だと!ち、違うのか!」
「何で、さも当たり前かの様に驚くんですか……はぁ」
相変わらず、ふざけている歳美姉さんだが強いのはさっきの攻撃だけで解った。
(だから油断は出来ない。脚力と動体視力を上げ、攻めながら歳美姉さんの剣も見切り一気に決着をつける!)
「行きますよ!一瞬で終わりますから覚悟して下さいね!」
「生意気な!始まったばかりで直ぐに終われるか!そんな悲惨な恋など御免だな!」
良く言っている意味が解らないが、三身に入り脚力と動体視力を一気に上げ刀を強く握り締め歳美姉さんを見た。
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