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「ちょっ、タカト君が泣いてるじゃない!やめなさいよ!!」
僕の奇行と泣きじゃくるタカトを見つけたマスミが駆け寄ってくる。
「先生呼んでくるからねっ!」
「チッ…邪魔が入ったな…」
マスミは僕の天敵とも言える存在だ。
僕がエクスタスィに浸っている時に大抵邪魔をしてくるのはコイツである。
謎の武術を体得してるらしいが、すぐに先生を呼びやがるところが不快でならない。
何度かマスミに嫌がらせダンスを試みたが、その都度謎の武術で背後をとられて全治三週間ほどの傷を負わされる。
どうやらマスミ本人に攻撃した場合は正当防衛と見做され、容赦なく反撃されるらしい。
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