現実

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現実

助けてもらった次の日の朝。 会えるかな~って期待したがやはり、会えない… 学校につくと唯一の友達のゆなに昨日のことを話した。 すると、 「良かったじゃん。それでその人とはどこではじめて会ったの?」 「う~んとねぇ、中学2年生のときに、塾で一緒になったの。はじめは、普通に話すだけの関係だっ たんだけど、彼が時間を替えてしまって…でも、彼の受験の前に又、会ったの。そのときに私、好きだって自覚したけど、もう遅かったの。」 「そっか…でもチャンスじゃん!!メアドも交換したからいつでも連絡できるじゃん。」 「そうだね。今日の夜にメールしてみる♪」 「うん!!応援してる。」 ー夜ー 『昨日は、ありがとうございました♪  聞きたいことがあるんですけど、先  輩ってどこの高校行っているんです  か?』 すぐに返事がかえってきた。 『いいよ そんなの  赤坂高校だよ』 『そうなんですか!!すごい賢いところ  じゃないですか!!!  そういえば、彼女いるんですか?』 いないよね。そう願いながらメールを送った。 『いるよ』 えっ!!そりゃそうだよね…先輩は、かっこいいし、優しいし…
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