一.先生の家

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なんとなく、そのまま立ち上がって、頷いた。 「え?いいの? ……じゃあ、カラオケとごはん、どっちがいい?」   おじさんは私の腕を掴んで歩き出す。 「……どっちでもいいです」 「……じゃあ、ホテルは?」   ……舌舐めずりが聞こえてきそうな声で、そう聞かれた。
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