同じスタート位置

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隼「宗ちゃんが居るから黙ってたんだけどね… 僕さ…ずっと、好きだったんだ。 宗ちゃんは幼なじみだし…僕なんかが 入れないなぁって… 格好悪いけど 今なら…零亜ちゃん、記憶喪失だから 差だってそんなにない… みんな 同じスタート位置にいるかなって……」 隼は俯いついた。 ほのかに顏が赤い…… ?ん??隼ってだれが好きなの? 宗佑「隼…」 宗佑なんか、狐に包まれたみたいな顔してる…。 晟「確かにな… けどよ、隼…片思い期間なら俺の方が上だぞ!!」 はいっ? 晟、なに言ってんの?? 直人「晟より俺の方が長い。 隼の言う通りだね。 一から始まるんだ…。 根みっこなし。 誰に惚れても…零亜が決めたことだから。」 …直人おかしいな… 柳生「……はぁ。 そいつぁ、見過ごせねぇな。」え? 柳生「零亜は俺のにする。」 ……柳、生さん? え?僕? 宗佑、助けてー 宗佑を見れば 宗佑が口を開いた。 宗佑「まさかみんなが…… けど 零亜は譲れない。 もう一回おとしてやりますよ。 柳生さんが相手でも。」 宗佑?! ……えっとぉ 何故僕をみるの?! 五人の視線が僕に集まる…
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