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>そう言い残し
>君は僕から離れた
>重いドアを開いて
>光の中に消えてった背中
>その後ろ姿を
>見守る事しかできない僕は…
>過ぎ去った時間の中に取り残されて…
>静かにドアが閉まり
>世界から閉ざされる
>孤独と寂しさが胸を伝って来る…
>行かないでくれ…
>その一言が言えなくて
>きっと
>あの扉が開く事はない
>優しい声も
>甘えた瞳も…
>もう僕だけのモノじゃない…
>さよならを…
>言わせた僕を…
>許してくれるかな?
>最後は笑顔でいたかった…
>君の幸せだけを
>一番に祈ってるから
>でも…できないよ
>こんな顔、
>見せられない
>君が好きだから
>背中を向けたままで
>ごめん
>さよなら…
>君がいなくなった後…
>僕はまた一人
>それで良い
>君が笑ってくれるなら
>ありがとう
>もう聞こえないけど
>ずっと…
>言いたかったんだ…
>ドアの向こうの幸せに
>君が輝ける未来に…
>少しでも近付けるかな?
>俺は…まだ
>閉ざされた部屋の中
>窓の外を眺めてる
>移りゆく景色と
>眩しい光に
>目を細めながら…
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