Ⅴ 募る嫉妬

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「言ったろ。君が隣にいるだけで満足だって」 和樹の頬に触れ 赤い唇に吸い寄せられるように 身をかがめたまさにその時だった。 入口の古びた扉が開いて 小気味いい音でベルが鳴る。 そこには長身の若い男が一人立っていた。

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