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まぁ俺自身厨二病について詳しくはないので大体こんなものだろうと推測して作ったわけだが、イメージ通りに変化出来て何より。
後は「俺には大天使様より授かった天の力が宿って…」とか言って左手掲げとけばいいんだろうか?
あながち嘘でもないしww
服装に関してはまた後でお店で買おう。今はサイズ変更をしただけで転生時の恰好のまま。白シャツとジーンズ。服を作るなんて朝飯前だが、なにせ俺には服装のセンスが微塵も無い。
転生の時男でも女でもどっちでもイケる無難な服装で本当に良かったよ。
そうこうしている内に、魔物が足音が聞こえる程度まで近づいてきた。
俺は鏡をボックスにしまって準備運動を始める。
ボックスっていうのは無属性空間魔法の一つで、自分だけの空間に好きなだけ物が詰められる魔法。しかもボックスの中は時間が流れていないので、物は腐らないし氷も解けない超優れた上級魔法なのだ!
さて、準備運動も済んだし。いよいよ魔物さんとご対面~。
目視できるまで近づいてきた魔物。俺との距離は約1キロってところか。
体長約15mってところか。デカいような…そうでもないような…異世界においては微妙な体長だな。
見た目は全体的に白いライオンぽいが、脚には所々宝石の原石みたいなのがくっついてるし、しっぽは狐みたいなのが3つもついてるし、半透明の妖精の羽っぽいのが背中にあるし、目は4つだし、顔には変な光る模様が時々脈打ってるし…
ホント、何コレ?
世界の知識にもないって、どういう事?
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