小さな嘘

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「すいません、こんなことまで。」 「大丈夫ですよ。 カレー作りますね。」 材料を出している亜季に 「僕に手伝える事ありますか?」 落ち着かない様子の天野がおかしくてクスクスと笑った。 「じゃあ、お鍋をお願いします。」 「あっそうだね。」 ひょいと上の棚からカレー鍋を取り出した。
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