第1章

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何だ?と思って振り返ると、鏡を突き出してにっこりと父さんが笑う。 鏡を覗き込むと あら不思議、魔法美少女に大へんしーん なんていうこともなく 普通に俺自身と目が合った。 高校に入って髪を金髪に染め、首元くらいの長さにし、右耳にピアスなんか付けてみたら あら不思議、不良に大へんしーん うん、通常運転だわ、俺 すらっとした外人体型の父さんとは違い、何故か身長はあまり伸びなかったけどスタイルは悪くない。正紀は腰の位置高いな、なんて友達にはよく言われるし。 だが、目つきは悪いらしい。 それは自覚してる........ だから不良なんて言われるんだ、自分では違うつもりだけど。 喧嘩をするのはヤンチャな盛りだからなんだよ!(多分)
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