第1章

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「…音…お…い…天音…!」 遠くから声が聞こえます。 その声はだんだん大きく近くなっていきました。 「天音!!おきろ!」 「はひゃあぁ!?」 耳元で大きな声がして、私は驚き飛び起きました。 「はぁ。やっと起きた…天音、講義もうおわったよ?」 「あ、おはよう蜜柑ちゃん」 「おはようじゃないわよ。もう。…お昼ご飯食べに行くから、とりあえず顔洗ってきなさい。おでこあかくなってるよ。 私は先に行ってるから」 「はーい」 私はお手洗いにいき、そのまま食堂に向かいます。
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