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「…音…お…い…天音…!」
遠くから声が聞こえます。
その声はだんだん大きく近くなっていきました。
「天音!!おきろ!」
「はひゃあぁ!?」
耳元で大きな声がして、私は驚き飛び起きました。
「はぁ。やっと起きた…天音、講義もうおわったよ?」
「あ、おはよう蜜柑ちゃん」
「おはようじゃないわよ。もう。…お昼ご飯食べに行くから、とりあえず顔洗ってきなさい。おでこあかくなってるよ。
私は先に行ってるから」
「はーい」
私はお手洗いにいき、そのまま食堂に向かいます。
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