第1章 海斗と秀人そして一方通行

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海斗は、秀人にまで嫌われた。もう誰も居ない。と泣きながら寝た。 秀人が来なくなってから2ヶ月。 海斗は、相変わらず毎日音楽を聞いてた。毎日、毎日大好きな音楽を聞いてた。 人生って何か、友情って何かとを考えながら。あまりにも辛い毎日から抜け出したい。自殺をしようと何回も考えた。怖くて自殺をしようとしてもできなかった。それ以前に弱すぎる自分に涙がでてきた。なんで生まれてきたんだろう。そんな事を考えるようになり始めた。 そして、3ヶ月が経ったある日インターホンがなった。家には誰も居なかったので海斗は部屋を出て階段を降り玄関までいった。 訪ねてきた人物は、秀人だった。肩に何か背負っていた。 海斗は、秀人に自分が思っていたことを泣きながら言った。すると秀人が「馬鹿。俺は海斗の友達だ。用事ってのはよ。お前は、覚えてないかもしれないけど中学の時高校卒業したら、バンドを組んで歌手になろうってした約束覚えてるか?」といった。海斗は「覚えてる。」 「でよ、その時俺がギターで海斗は歌上手いからボーカルなって話ししたろ?俺はその約束のために毎日ギターできる先輩に教えてもらってたんだ。海斗をビックリさせるためによ。」 海斗は涙がでてきた。 そして秀人がギターを披露した。 あまりにも上手いから海斗は、感動した。そして、秀人が「海斗。俺とバンド組むだろ?もう中学の時のバンド組む話しした義紀と祐樹には話しして、練習しってからよ。後は海斗お前だ。組むだろ?。」 「もちろん。組む。絶対!」 「とりあえず明日から学校頑張って行け。イジメに負けるな俺らがいる。有名になってイジメたやつらを見返してやろうぜ。」 この日、結成された。 バンド名は、一方通行。
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