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楽しい日常。最高な友達。俺は恵まれているのだと思っていた。
あのメールさえ、なければー……
【6月30日8時20分鳴神シュン】
「よう。シュン。」
「おう。カズヤ。相変わらずこえーよ。」
俺は鳴神シュン。ごく普通の平凡な高校生だ。そして、話しかけてきた顔の整ったコイツは青桐カズヤ。俺たちは中学から親友だ。
そして、もうすぐ来るな……
ガラリと教室のドアを開ける少女。
「おっはよー!シュン。カズヤ。」
「おう。おはよう。」
この黒髪の清楚系の少女は沖野ユウカ。俺が片想いしている相手。誰に対しても優しい。そこに惹かれたんだ。
他にもメンツはいるが俺のクラスで特別仲がいいのはこの二人だ。
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