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授業が始まる。俺は至って学力も運動神経も普通。何の取り柄もない。それに比べー…… 「おいこら!青桐寝るな!」 カズヤは教師に罵声を浴びせられる。それと同時にカズヤは眠そうな顔を机の上から起こした。 「ふぇっ?」 「寝るくらい余裕なんだ。この公式もちろん解けるんだな?青桐ぃ?」 そう言われ、黒板の前に仕方なく向かうカズヤ。 俺は毎日、この光景を見るが先生もよく飽きないもんだな。 「こうすか?」 「んなーーー!」 カズヤは黒板に書かれた公式を見事に解き、自分の机へと戻る。 カズヤは見た目は不良だが頭脳は天才!だからな。
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