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僕は先程までの光景に頭が付いていけてない
コインが落ちたと共にシドが手に握っていた武器を構えたかと思うと目の前に立っていた王女が目を背けたくなるような無惨な姿になっていた
すぐに審判の教師が駆け寄ったけど日向くんが何かを言って死体の王女を引きずりステージの外に出たら何事もなかったかの用に治っていた
あの時シドは何のためらいもなく殺しに行った
そう思った瞬間とてつもない恐怖が僕を襲った
震えが止まらなくなっていた。あの時のシドの目は確実に人殺しの目をしていた
シド視点
加減はしたはずなのだがまあいい
俺はリリアを少し確認すると小さく震えていた
理由は二つか一つは人の死を目にした二つ目は俺に恐怖を覚えた
これからの事はリリアが決めることだ俺が決めることじゃない
そう思い俺はリリアから目を離し転生者の方に目を向けた
俺が何故この世界にかたのかと言うとこの世界の女神を殺すことだ
それとその女神に群がる天使共の排除が今回の依頼だ
神曰くこの世界の女神はこの目の前にいる転生者を自分の世界に引きずり込んで自分がその使い魔になる事だった
それに巻き込まれた日向柊は同情した神が生き返らせた者だ
それと神からの頼みでその女神はすぐには殺さず恐怖を植え付けて徐々に殺してくれと言われた
俺にそんな趣味は無いのだかな。まあ、拷問では殺ったことはあるし仕事では仕方無いか
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