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響「この再生とはどんな状態でも元に戻すことが出来ます」
シド「具体的には?」
響「そうですね。例えば下半身を吹き飛ばされてもこの再生を使えば一瞬で元に元に戻すことが可能です」
響からの言葉を聞き顔には出さなかったが心の中では焦りはあった
シド「……それ程の物だ。何かデメリットもあるのだろ?」
響「……この能力を使うと使用者に多大な苦痛を与えます」
シド「……やはりか」
その言葉を聞き納得の代償だと思った
響「ですから過度の使用はお控えください」
シド「分かった。それと響」
そう言って俺は響にシルバーを向けた
響「お兄様!?」
響が驚いていたがそれを無視してシルバーの引き金を引いた
すると彼女の体が一瞬だけ光すぐに光が収まると何事も無く響はそこに立っていた
シド「!?」
使用した瞬間全身に突き刺さる鋭い痛みが走った。通常人ならすぐに意識を失いかねないほどの痛みが襲っている
シド「はぁ……はぁ……。確かにこれは使い過ぎると危ないな」
響「お兄様!?何故あの様な事を!!」
シドの元に駆け寄り今にも泣きそうな響を安心させようとシドは優しく響の頭を撫でた
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