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「私と藤崎さんと島田さんの両親は親友なのよ。
お互いに子供が出来たら、許婚にしようと決めていた。
だけど、それには、条件があったの。
条件は、お互いの子供が、自然に恋をしたらという事。
この夏休みに、話を聞いて、卒業まで隠す予定だったの。
けど、息子の壮汰のお見合い話で、両家で話し合い、婚約を決め、相手の要望通り、公表に踏み切りました。
家柄やメリットで、息子達には、伴侶は決めて欲しくはないのよ。」
校長は、叫んだ彼女に諭すように話した。
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