【番外編】ギザギザハートに子守唄

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俺の知らない2人の過去。 どう頑張ったって、俺はその中に踏み込んでいけない。 ―――やっぱり俺は仲間外れだ・・・。 虚ろな中、ぼんやりと意識に浮かんだ夢の欠片。 現実の聴覚で感じる熱いかれんの吐息は、いつの間にか俺の脳内で柊哉の声に変換されていた。 「やぁんっ・・・、柊哉・・・っ! アキちゃんが起きちゃう・・・!!」 「大丈夫だって! あんなに爆睡してるんだから・・・―――」 ――― 「うっ・・・、あっ・・・――― アッ・・・アキッ・・・!! だめだっ・・・、俺にはかれんが・・・!!!!」 「いいだろ、今だけだ。 1回くらい、俺にもその身体を味見させてくれ?」 「そっ・・・そんな・・・ッ!! 嫌だぁっ・・・! かれんっ・・・、助けてくれっ・・・!!!!」 ―――
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