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?んだこいつ、まだなんか用か?
俺は一旦止まって怪訝な目を向ける。
「ふぅ…村人、Bさん…ですよね?」
少年は息を整えてから俺に質問した。
「んー…まあそうだが?」
「良かった!早速お願いがあるんですが…」
「却下」
俺は即答してから歩き出す。
「な、なんでですか!?」
「俺にお願いしたきゃ、可愛い女の子になってから出直しな」
なんで初対面で見知らぬ男の願いを聞かにゃならんねん。
俺はシェ○ロンじゃない、ただの村人Bじゃ。
「そんな…!」
あたしゃが男に優しくするとかあり得ねえから。
「願いを叶えたきゃボールを7つ集めれば?シ○ンロンが出てくるかもよ」
適当にあしらい、ヒラヒラと後ろ手で振って少年を置き去りにして公園へ戻った。
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