シロとおばぁちゃん

ある日,大きな車がおばあちゃんの家の前に止まりました。黒い服を着たおじさんが二人がかりで大きな箱を車の中から運び出しています。周りにいる黒い服を着たおばさんは泣いています。ドコからかおばあちゃんの匂いがしていました。

おばあちゃんが帰ってきた！
シロはそぅ思い自分の小屋からいつも遊んでもらっていたボールを出してきました。

おばあちゃんがいつもいた畳の部屋にたくさん人が座っていて,その中から微かにおばあちゃんの匂いもしてきます。

おばあちゃん遊んで！シロは叫びました。

「うるさい‼」
知らないおじさんが窓を開けてシロに言いました。シロは仕方が無いので一人でボールで遊びました。