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「おっ、あったコレだコレだ!読むぞ?
えーっと、30年以上前に村人が忽然と消え、集落のみが点在している村。だってさ!
行くのにかなり時間が掛かるみたいだけど、やっぱりあったんだ!なぁ、秀介!」
そう言って後ろに顔を向けると、同じクラスの秀介はいびきをかいて眠りに入っていた。
イラッときた俺は秀介の首筋にチョップして目を覚まさせる。
「イテェ!何すんだよ克人!人が気持ちよく寝てるのに!」
「人が説明している時に気持ちよく寝る奴が悪い!
ってか、ほら、夏休み前にクラスで噂になっていた村ってコレだろ?」
そう言って俺はモニターの一文を指差す。
流石に村の画像は無いが、信憑性のある村の情報がスレッド形式で並んでいる。
「おぉ、まさにコレだろうな!ってかマジで行く気か!?
心霊スポットとしても噂されてる場所だぞ、そこ」
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