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「...ぁっ」
耳の中に舌が入り込んできて、思わず声が漏れた。
ダイレクトに響く水音が恥ずかしくて、すごく卑猥な事をされてるんだって嫌でも自覚させられるのが怖くて、きつく目を瞑った。
もう自分でこいつの事を止められるのかわかんなくて、早く終われってそれだけ考える。
「...暴れんなよ」
そう言うと、俺の両手を拘束していた手を片方だけ放す。
片手だけでも自由になったんだから、殴るでも何でもして抵抗すればいいはずなのに。
暴れんなって言ったこいつが怖くて、指一本動かせる気がしない。
でも、ここで抵抗するべきだった。
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