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「ゆういちぃー」
家で飲んでると竜也が酔っ払ってきたらしく、舌足らずな声で名前を呼びながら俺の首に腕を回してきた。
「なに。」
「なんでもナイナイナイアガラー!!」
寒い田口のギャグを言いながらギャハハと大笑いする竜也を冷たい目で見ていると、それに気付いた竜也がニヤリと口角を上げた。
「どしたの?」
「俺お前のその冷たい目超好き。すっげーゾクゾクする。」
「なに、竜也ドMなの?」
「ふはっ、かもね?」
そう言いながら挑発した目線で唇を舐める竜也に、もう我慢できないとキスをしようとすると……
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