Ⅱ.恋の味…?

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いつも胸元をギリギリまで開けて。 微かに見える谷間。 スカートも、これ以上ない短さで。 細くて真っ白なキレイな足をこれでもかとさらしている。 柔らかなロングの髪は、マロンブラウンにキレイに染められてて。 美佳が歩くたびにきつい香水の匂いがした。 まるでフェロモンのように振りまいて、男を虜にしようとするんだ。 『誰とでも寝るらしい』 そう言われてるわりに、あまり男を近づけない。 どちらかといえば、自ら近づいて狙った男をモノにする。 自分が気に入ったものは、必ず自分のモノにする。 そんなところなんだろう。
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