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月[とりあえず話戻そか
劉、呼ばれた訳分かっとるやろ]
劉[うん!
今、このときに乗らんかったらこれ以降は手遅れ
あなた方はみんな亡くなります]
ピリピリとした殺気がうちと劉に突き刺さる
月[んないにいきらんといてぇや
こっちかてそないならんように努力するぅ言うとるやないか]
総｢そんなの嘘かも知れないですよ｣
あﾞぁぁぁ!!!!
うちは尻尾をバン!!と畳に打ち付けると
月[あﾞ―――!!!!
もう怒った!!
何べん言うたらあんたらは分かるんや!?
うちらの言う事聞かなあんたら全員死ぬ言うとる!!
頑固も大概にせぇ!!
んな事言うとったらいつまでたってもあんたらは上に行かれへん!!
『盛者必衰のことわりをあらわす』
あんたらやったら知っとるやろ??
どんなに栄えてもいずれは衰え、滅ぶんや
今の江戸幕府にも当てはまる!!
そんなんも見極められへんかったらあんたらは終いや!!!｣
劉[ちょっ!月ねぇ!!落ち着いて!!]
月[…………
晩飯、狩ってくる
うちはここに真優ねぇがおる限り絶対帰ってくる
それだけは覚えときぃ
明日、返事を聞く
よぅ考えや]
次の瞬間には月華の姿は無かった…
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