届かない

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朝起きると、鈴花はもう家を出ていた。 不機嫌な桃花と、我関せずな真奈。 一緒に朝食を取る気はおきず、俺は制服に着替え家を出る。   途中にあるコンビニで適当にパンを買い、学校へ向かう。 学校に着くと、俺は屋上へ向かった。   誰も居ないため、屋上の鍵は閉まっていた。 俺は舌打ちをし、生徒証を出す。 生徒証はカードキーの役割をしているため、全校生徒何時も持ち歩いている。   鍵を開け、屋上へ入る。 屋上から見る空はムカつく程青く澄んでいて… 俺は数分後には夢の中……
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