第2章

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部屋にてー 「雫、お帰り!!」 これは同室の優。黒髪黒目フツメン。でもなにげに身体能力は高い隠れ不良(?)。 「ただいま。」 「小鳥遊先輩んとこ行ってたんだって?大丈夫?」 一応連絡はしたから、知っているみたいだ。…って、あれ? 「大丈夫…だよ?」 「よかった…過呼吸になりかけたみたいだからさ…」 …過呼吸の件は言ってないんだけど? 「小鳥遊先輩から連絡来たんだよ」 「あ、そう…って僕何も言ってないよ?」 「あ…ま、まぁ、俺、エスパーですから?」 「いや意味わかんない…」 おちゃらけた雰囲気の彼はとにかく、と笑う。 「無事ならいいんだよ。」 風呂入れ、と命令され、僕は渋々風呂へ向かった。
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