第2章

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風呂から出て。 どうやら優は寝てしまったみたいだ。共同のリビングで僕は髪を乾かす。 色素の抜けた白い髪は、いつ見ても綺麗に透けそうなくらいに純白で。風呂へ入る前にコンタクトを外した瞳とは愛称がいいだろうなぁと思った。 「………さて、このくらいかな…」 大方乾いたと思ったら拭くのをやめる。 時間は午後10時。うん。まぁまぁかな。 「さて…」 僕は自室に戻り、眠る準備をする。時計を朝の5時(門の開く1時間前)と、ある時間にセットし、ベッドへ。 「……さて、あとはよろしくね…――」
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