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雫と俺の関係は…まぁ、幼馴染みってとこ。
雫は5歳までにいろいろあって…(後々わかるはず←)そのせいで荒んじゃった彼は、多少…いや、結構変わった性格になってしまっている。
ま、要するに…
「…おい」
「…!?れ、令也…いたんだ」
「……いい加減慣れろ」
「はは…慣れないよ、もう…」
突然声をかけてきたのは雫。いや、雫だけど、雫じゃない。
雫は所謂多重人格ってやつらしい。
本人には微妙にしか記憶に残らないらしいけれど、考えるだけで3人は居るらしい。
今、俺に話しかけているのはそのなかの一人、令也(れいや)。
雫の人格さんのなかでは暴力的な面に特化してる。彼は荒れてたときの雫で、族潰しの"白龍"だ。
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