第2章

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雫と俺の関係は…まぁ、幼馴染みってとこ。 雫は5歳までにいろいろあって…(後々わかるはず←)そのせいで荒んじゃった彼は、多少…いや、結構変わった性格になってしまっている。 ま、要するに… 「…おい」 「…!?れ、令也…いたんだ」 「……いい加減慣れろ」 「はは…慣れないよ、もう…」 突然声をかけてきたのは雫。いや、雫だけど、雫じゃない。 雫は所謂多重人格ってやつらしい。 本人には微妙にしか記憶に残らないらしいけれど、考えるだけで3人は居るらしい。 今、俺に話しかけているのはそのなかの一人、令也(れいや)。 雫の人格さんのなかでは暴力的な面に特化してる。彼は荒れてたときの雫で、族潰しの"白龍"だ。
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