第3章

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…何ページぶりだろう。主人公です(一応)。 今は学園祭の一週間前。僕はずっと生徒会室に引きこもっています。 理由としては、会長副会長(竜也先輩は別)書記会計が使い物にならないから。黒まりもくんにつきっきりで、多分、黒まりもくんの部屋にいるんじゃないかな。 竜也先輩は僕と一緒に、会長宛の書類を片付けてます。あと、生徒会親衛隊の子も何人か。どうやら、無茶をしてしまう僕を見かねて、竜也先輩が親衛隊に頼んだらしいです。あんなに親衛隊を嫌っていたのに、今は優しい笑顔を向けているので…まぁ、よかったのかな? 「雫様!!これはこちらでいいですか?」 「あ、うん。そうして?」 「はい!!」 「竜也様、会長の書類…データ化しました。」 「はい。ありがとうございますね?」 …様つけないでほしいっていっても聞いてくれないんだよね… それに、何故か僕の親衛隊があったらしいし、その親衛隊人数…増えてるみたいだし。まぁ…うれしいけれどね? 「あ…お手洗い行ってきますね」 「はい。早く帰ってきてくださいね?」 「「「「「「いってらっしゃい!!」」」」」」 …僕はお手洗いという口実をつかって少し出掛ける。 黒まりもくんは苦手だけれど…学園の生徒は守らないとね?
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