第3章

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side 雪(書記) 俺は雪。生徒会役員書記。 昔から話すのが苦手で、人を困らせてた。族の中でも…。 でも。みんなよくしてくれた。 今は学園で…話を分かってくれる人もできた。 一人は誠。転校生で、毬藻みたい。でも、仲良くしてくれる。 もう一人は…今、追いかけてる雫。 彼はさっき、生徒会室から出て、お手洗いのはず。なのに、生徒会室からすぐのところにある、体育倉庫に匂いがあった。俺は鼻がよく利くから…。 そこには、雫と何人かの…多分、親衛隊がいた。俺は見つからないように、少しだけ体育倉庫の扉を開けて覗いた。
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