第3章

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「とりあえず、俺とわn…書記先輩で、雫連れて帰るんで。」 「……ん…」 「で、でも…」 「小鳥遊副会長は心配しすぎですよ?会長に灸をすえるって意味でもここにいてください。蓮礫はそこのチャラ男と仕事して?」 「「優がいうならぁ」」 「頑張る!!」 なんでか蓮礫とチャラ副会長は俺に従順なんだよね…(ま、情報で脅してるんだけど) 「んで、会長は、さっさと雫の纏めた資料にサイン。」 「なんで俺様が…」 「…雫君はアホな貴方にでもわかるように、理事長からの資料やらなんやらすべて再編成した上に分かりやすく簡潔化してたんですよ?わかったらさっさとやりなさい。」 …うん、任せて大丈夫だろう。 「んじゃ、俺行きますから」 「………ん…」 「いってらー」 「あとでお見舞いいくよー」 「またねー優たんー」 賑やかメンバーの声と、小鳥遊副会長の心配そうな視線に送られて、俺らは雫を部屋に運んだ。
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