101人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
金髪美女の、性格は破天荒。そんな彼女はメアリ・キース先生。日本育ちのアメリカ人…ってイメージでいいと思う。一応保健医。
「で…雫君の様子はどうですー?☆」
「えっと…さっきまで魘されていたけれど、今は落ち着いてる。体中に痣があって…多分、内臓は大丈夫だと信じたい…かな」
「…制裁を庇ったんだっけー?何とも雫君らしいけどー」
苦笑しつつ、彼女はソファの上にいる雫の様子を観察している。
「えっと…まぁ、大丈夫でしょうね。体は痣だけのようですしー、恐らくあとは精神状態次第だと思いますよー?☆」
「そうか…ありがとうございます」
お礼を言って、メアリ先生を帰らせる。
俺は、そのまま、夜通し雫を見ていた。
side end
最初のコメントを投稿しよう!