第3章

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金髪美女の、性格は破天荒。そんな彼女はメアリ・キース先生。日本育ちのアメリカ人…ってイメージでいいと思う。一応保健医。 「で…雫君の様子はどうですー?☆」 「えっと…さっきまで魘されていたけれど、今は落ち着いてる。体中に痣があって…多分、内臓は大丈夫だと信じたい…かな」 「…制裁を庇ったんだっけー?何とも雫君らしいけどー」 苦笑しつつ、彼女はソファの上にいる雫の様子を観察している。 「えっと…まぁ、大丈夫でしょうね。体は痣だけのようですしー、恐らくあとは精神状態次第だと思いますよー?☆」 「そうか…ありがとうございます」 お礼を言って、メアリ先生を帰らせる。 俺は、そのまま、夜通し雫を見ていた。 side end
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