Ⅶ 残酷な誘惑の手口

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器用に片手でシャツのボタンをかけながら。 無邪気な顔して和樹は笑った。 「それこそ擦り切れるほど読んだ本みたいにね」 細い手首。 切なげに細める目元は桃色に染まり。 息が止まるほど綺麗だ。
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