第1章

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教会でよかったよ。 何だか私、天使みたいじゃん! って! 誓いのキスの後で、そんなに上を見て泣くな! また、私が手を振ったら…きっと阿呆な和真は、大人の癖に、あの時と同じ様に手を挙げるんでしょ? だから…べー、って舌を出してやったら…口開けちゃったよ。 思わず、笑っちゃったじゃんか! それを見て和真は優しく微笑んだ。 ねぇ神様? 願わくば── 今度の私の来世は 大好きな、あの二人の子供に── ─完─
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