第1章

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『い・け・な・い・よ・入口で溜息ついちゃ(笑)』 「よっちゃん!会いたかったよ!あの時は、ありがとうね!」 よっちゃんが以前ダークサイドに堕ちそうになった桃ろくを助けてから、仲良しのお友達なんです。 二人が久々の再会を喜んでいたら眩い光を纏ったバスが入ってきてちょっとした騒ぎが起こりました。 桃ろくもうっとりしながら驚いていましたが、よっちゃんにはそれが何かが分かっています。 それより、海が描く不思議な光景に少し驚きです。地味な色合いだけど、逆さまなのか?くっついているのか?幽界では見ない不思議な海でした。 『し・ん・き・ろ・う?』 桃ろくが教えてくれた蜃気楼は、桂奈ママが見たがっていたものでもありました。 早速、テレパシーを送ってみます。桂奈ママのPCにメールとして受信されるはずです。
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