第1章

7/15
前へ
/15ページ
次へ
「あれが冬の蜃気楼なんですね」 優しい声と話し方の主はSAME王子様。よっちゃんは挨拶と、閻魔大魔王との事を報告しました。 『以前襲ってきた大魔王とは、関係はないと思うヨ。SAME王子の手紙を読んで嬉しそうだっだし、子供の僕にも普通に接してくれたよ』 「ごくろうだったね。ありがとう」 王子の声を傍で聞いていた桃ろくは、顔を真っ赤にして身体をガクガクさせています。王子に初めて会った女の子は皆こんなふうになっちゃうのです。 相手先に合わせて件をやめてバスを使う気配りも忘れない王子はよっちゃんから見ても素敵です。 『流石、王子ダネ!』 閻魔大魔王が王子を出迎えて二人が話をしにパトがいる事務所へ行きました。 いくら、よっちゃんが別魔王と感じても、 100%確かとは言えまん。 もしも・・・・、 もしも…関係していたら王子はどうするつもりなのでしょう? 優しい人ほど怒ると怖い!と、聞きますが、やはり怒ったSAME王子の姿は想像もできないのでした。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加