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「ちょ、私よりあんなオバサンの方が良いっていうの!」
七美が睨む。
「そりゃぁ、あっちは10年以上やってるプロ中のプロだからね。要領良いよ」
「ゆつちゃんの浮気者!」
七美が子供のように口を尖らせた。
「浮気者って何よ? 仕事の話でしょ」
「違うもん。今のゆつちゃんの顔、浮気してる顔だった」
「は? あのねぇ、もうバカなことバッカリ言ってないで、さぁ寝るわよ。ベッドに行きましょ」
「はぁ~~い」
七美は子供みたいに返事をすると立ち上がってパジャマを着た。
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