Act.14 そして歯車は動き出す

5/7
前へ
/1278ページ
次へ
「…ルーク、大丈夫ですか?」 「ああ、この程度、軽々と再生できるのは、貴公も知っていよう?」  ルークが笑う。 「貴公こそ、エルヴズユンデの修理を優先するはずだったのではなかったか?」 「…背に腹は代えられない、です。今回手に入った全エネルギーを使ってあの異形を消し飛ばしました。  元の姿には戻れましたが、エネルギーはまた集めなおしですね…」 「…そうか…すまん」  ルークが頭を下げる。 「いえ、何より、ルークが無事で本当に良かった」  そう言ってギルティアが笑う。ルークとギルティアが、地面に降りる。
/1278ページ

最初のコメントを投稿しよう!

53人が本棚に入れています
本棚に追加