第1章

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ピピピ・・ 今朝は、目覚ましの音で目が覚める  「今日は、いつもより早く起きられた。」 私は、一之瀬柚月 16歳高校一年生 そして彼氏いない歴16年・・ 「今日こそ悠ちゃんに告白するわよ。」 元気よく階段を駆け下りて来た柚月は・・ 「あら、今柚月を起こしに行くところだったのよ。」 「今日は、しっかりと起きられたから大丈夫。」 「珍しい事もあるのね。」 「だって今日こそ悠ちゃんの彼女になるもん。」 「柚月も懲りずによくやるわよ。悠一君が可哀想だわ。」 そうなのです。私は、隣に住む一つ年上の桜井悠一が大好きでいつも彼女に なれるように努力しています。 「じゃあ行って来ます。」 「いってらっしゃい。」 「今日こそ悠ちゃんの彼女にしてもらおう。」 そして柚月は、隣の家に迎えに行くと・・ ピンポーン♪ 「はーい?」 「おばさんおはようございます。」 「あら?柚月ちゃん今日は、やけに早いわね。」 「悠ちゃんたちと学校に行こうと思って・・」 「じゃあちょっと待ってて」 「はい。」 悠一の母親が出てきて呼びに家に入って行った。
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