第1章

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「(相変わらず立花は、柚月に気持ち言えずにいるのだろうな)」 「葵衣ちゃん、どうかした?」 「いや、哀れな青年の背中を見ていただけ・・」 「???」 葵衣の言葉に不思議そうに頭をかしげる千鶴 そして授業が始まり柚月は、何かを必死にノートに何かを書いていた。 「(今朝は、和樹のせいで作戦が実行に出来なかったけど放課後こそ)」 「(柚月の奴、また何かたくらんでいるな)」 柚月が何かをたくらんでいる事に気づいた和希は・・ 休み時間 「柚月ー。」 「柚月ちゃんなら二年生の教室に行くとかで・・」 「あいつ~。」 「あれ?柚月と立花は?」 「柚月ちゃんは、二年生の教室。立花君は、柚月ちゃんを追いかけて行ったよ」 「あの二人よくやるよ。」 葵衣は、呆れた顔をしていた。 「葵衣ちゃん」 「んっ?」 「聞いてもいい?」 「何?」 千鶴が葵衣に聞きたい事を聞いて見ると・・ 「あの二人いつもあんな感じだけどどうして?」 「千鶴は、あの二人を見てどう思う?」 葵衣が千鶴に質問してみた。
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