第1章

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「柚月ちゃんは、他の好きな人がいる見たいだけど・・立花君は」 「多分、千鶴が頭に思っている通りだと思うよ。」 「えっ?」 「柚月は、小学校の時から二年の桜井先輩が好きなんだ。」 「そうなんだ~。」 「勿論、立花も・・」 「やっぱり立花君の好きな人って柚月ちゃんなんだね。」 千鶴は、嬉しそうに話していた。 「でも立花は、いつまで経っても柚月には気持ちを言えないでいる。」 「どうして?」 「立花も知っているから柚月の想い人を・・」 「そっか。寂しいね。」 「でもあいつは、ちんけな邪魔しか出来ない男だけどな。」 葵衣は、急にイラだっていた。 「葵衣ちゃんどうしたの?」 「立花を見ているとイライラして・・」 「まぁまぁ・・」 心配をしている二人をよそに二年生の教室に行った二人は・・ 「和希!?どうして邪魔しに来るのよ。」 「良いだろう。俺だって悠一に用が合って来たのだから・・」 「ほら、二人とも・・」 柚月と和希は会えばいつも喧嘩の二人
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