第1章

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そこへ千鶴が和希のもとに・・ 「立花君、これ」 「坂本、ありがとうな。」 「ううん。急いだ方がいいよ。」 「そうだな。」 和希と千鶴も急いで授業に向かった。 そして授業が終わり教室に戻る途中 「坂本、さっきはありがとうな。」 「ううん。いいよ。」 「仮を作ったから今度何か御礼するよ。 「そんな大層な事した訳じゃないから・・」 和希と千鶴が楽しそうに話していた。 そこへ教室に戻ろうとした柚月と葵衣 「葵衣」 「何?」 「千鶴と和希あんなに仲良かった?」 「んっ?」 楽しそうに話をしている二人を見ていた葵衣と柚月 「葵衣、もしかして和希の好きな人って・・千鶴かな?」 「さぁ~(黙っておこう)」 そして昼休み時間になり三人は、花壇の傍で食事をする事にした。 「千鶴」 「何?柚月ちゃん」 「さっき和希と楽しそうな話していたね?」 「見ていたの?声かけてくれれば良かったのに・・」 「邪魔したら悪いと思ったから・・」 柚月は、気を遣うように聞いた。
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