あなたのそばで
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十分ほど待つと、喫茶店のドアが開く音。 顔を出したのは待ち焦がれた透哉君。 すぐに駆け寄りたい気持ちを抑えて、ゆっくりと近寄る。 透哉君は私を見るとすぐに店を出ていく。 透哉君の後ろを追いかけ私も店を出る。 どこに連れていってくれるのかな。 とっても楽しみだよ。
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