第1章ー第1部ー 指輪と能力

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高校生活1年目の夏。 無事受験も終わり、普通の高校に入学、 当然親も兄弟も喜んでくれた。 受験もクリアした俺にとって後は無事卒業して 無事就職、という普通の人生計画を立てていた。 中間、期末のテストも終わる。 結果は中の中。 普通に、成績は普通だった そもそも普通なんてのは結構贅沢なのかもしれない そんなこんなで普通の感覚に浸っていると もう夏休みが来た。 はやいなぁー..... 現在夏休み真っ只中。 特に何することもなく 俺は1人弟に家の留守番をさせ 近くの海岸に向かう。 何故海岸へ向かうかというと 気分が安らぐからだ。 海の特有の匂い 太陽に照らされた海面は波によってチカチカと 眩い光を放っている 俺はこの風景が好きだ この匂いも 波の音も 「八本さん?」 ん?
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