第二章

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「どうしたの?ゆうちゃん。」 と話に加わらない私を 茉莉那が気付いて心配してた。 「ううん、なんでもないよ、ごめんね?」 と困ったように言うと、 「なんにもないなら良かった。大丈夫だよ全然」 とニッコリ、可愛い笑顔を見してくれた。 それからしばらくして放送が流れた。 『みなさん、おはようございます。 只今から校内放送での始業式を行います まずは校長先生のお話です。 ーーーーーーーーー、してくださいね では次は各、学年主任からの話です。 ーーーーーー、だ。以上。 ーーーーーーーーー、です。 では、これで校内放送での 始業式をおわります。 これから各クラスの担任の先生の いう事に従って行動するように。』 と無駄に長かった校長先生の話も おわり、校内放送での始業式が終わった。 まあ、ほとんど聞いてなかったんだけどね。
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