第二章

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担当教科は国語。 メガネをかけていてイケメンで。 すごく、優しくて、みんなの憧れ。 喋り方もやわらかくて 休み時間には女子生徒に囲まれてるくらい。 私は逢沢先生の横を通って 自分のクラスの下駄箱まで行く。 別にクラスを見なくってもわかってる。 この学校は選択教科で クラスが分かれるけど 私のとこは一クラス分の人数しか いないからクラス替えの必要がない。 だからクラス表を見にいかなくったって どうせメンバーは同じだから。
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